2022年8月20日(土)開催!働く女性のロールモデルトーク vol.10 レポート

みなさん、こんにちは!
8月20日(土)に、働く女性のロールモデルトークイベントを開催しました✨

第10回目となる今回は、14歳で女性やその家族に寄り添う存在の「助産師」を志し、

”寄り添う”を価値として提供している岸畑聖月さんをゲストにお迎えしました。

岸畑さんは、助産師として病院での勤務だけでなく会社経営、女性の起業家支援の活動もされています。

出産時のサポートのイメージが強い「助産師」ですが、実は妊娠から出産後の健康指導や

更年期、婦人科疾患の知識も備えており様々な人のライフステージに寄り添える仕事です。

そのスキルをもっと社会に役立てていき、女性とその家族の”寄り添える”存在を価値として

提供していきたいという思いで日々お仕事をされている岸畑さん。

イベントでは、そんな岸畑さんの人生経験や考え方、そして”寄り添う”という

価値に込められた強い思いが語られました。 

「助産師」を志したきっかけ

14歳のときに、先天性の病気で将来子供が産めないことが発覚した岸畑さん。

またその直後に、近所でネグレクトという社会課題に直面したことで、

「妊娠や出産は、もっと周りがサポートするものではないか」という思いが芽生えたのがきっかけで

助産師を志しました。

病気の発覚直後は絶望し葛藤もあったそうですが、退院後学校へ行ったら以前と変わらない日常が

あり、如何に自分の悩みがちっぽけか気付かされたといいます。

それと同時に社会にインパクトを与えるためには何をしたらいいかを考え、

ビジネスの構想もこの頃から立てていたとお話しされていました。

印象的だったお話

ここからは、お話の中で印象的だったものを3つ紹介します。

1.心理的境界線の自己コントロールをする

モデレーターの柴橋さんとのトークセッションの中では、

「心理的境界線の自己コントロールをすること」についてのお話がありました。

「自分が物理的にしんどくなったときは、視野を広くして世の中にはこういう人もいるのだという風に

考える。

精神的にしんどくなったときは、逆に視野を狭くして寝て美味しいものを食べるなど、

自分の居心地のよいことをして、心のエネルギーを貯める。

そうして心理的境界線をコントロールすることで、しんどいと思ったり困ったりすることは改善され

る。」とおっしゃっていました。

2.自分のやれることを過大評価しない!

最後の質問コーナーで

「乗り越える壁が高すぎるときの乗り越え方」についての質問がありました。

岸畑さんからは、

「鳥の目線で見ず、まずはアリの目線で目の前の小さなことをコツコツしていく。」

と回答いただきました。

小さな目の前のことをコツコツとこなしていくことで、いつの間にかその高い壁を乗り越えることが

できるとおっしゃっていました。

3.まだ何にでもなれる今を楽しんで!

岸畑さんからの最後のメッセージで、

「何にでもなれる今を楽しんで!」という言葉がありました。

「少しでもときめく感覚をとぎすまして、挑戦してみる。そして、決意したら覚悟して

泥臭く努力する」という言葉が、今後の自分のキャリアを築くうえで大切だということを

学ぶことができました。

イベントの感想

イベント後には、岸畑さんのお話に刺激を受けたことが伝わってくる感想も、

たくさんいただきました。

その一部をご紹介します!

・自分がときめくもの、ときめかないものを考える時間をとって、捉え方で日々を彩っていきたいです。

・自分でやれることを過大評価しすぎず、まずは近くから低い視点から考えていきたいです。

・不安は不安で払拭できるという言葉は、その通りだなと思いました。

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今後のイベントは、後日ご案内いたしますので、お楽しみに♪

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