教育機関・企業・地域、垣根を超えた幅広いコミュニティを創りながら「まちづくり」の在り方をリードする兵庫県洲本市。その域学連携の歩みとこれからを共に考えるシンポジウムが11月19日(日)に開催されます。noa+を運営するワークアカデミー(以下、当社)からは執行役員 柴橋静華が登壇いたします。ぜひご注目ください。

兵庫県洲本市は、地域と大学の連携によるまちづくり「域学連携」に2013年度から取り組み、10周年を迎えます。これまで33校860人の学生や教員が、洲本市の住民や団体と協働し、地域貢献型発電所の設置、古民家や廃校のDIY改修、農林業資源を活用した商品開発など、活性化につながるユニークで多岐にわたる成果をあげてきました。
近年では大学に限らず、新たなチャレンジを求める都市部の企業や若者も巻き込んだ幅広い連携に発展してきたことから、2023年4月に、公民連携により「淡路島クエストカレッジ」が開校しました。
当社もこの取り組みに共感し、パートナー企業として参画しております。また、洲本市を舞台とするビジネスアイデアコンテストや、大学の授業の一環とするPBL(課題解決型学習)などを数多く実施し、教育企業として人材育成の観点から寄与して参りました。

今回、これまでの10年間を振り返りながら、今後10年域学連携を一層進化させるために、また地域と人が冒険し続けるために、意識し備えなければならないことを参加者や関係者で考え、共有・共感し、広く発信するシンポジウムを開催いたします。当社執行役員の柴橋は「“淡路島クエストカレッジ”による冒険し続ける地域と人のつくりかた」についてのパネルディスカッションに登壇いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

【シンポジウム概要】

日時:2023年11月19日(日)13時~17時(開場12時)
会場:洲本市文化体育館文化ホール(兵庫県洲本市塩屋1-1-17)
参加費:無料
お申込み:シンポジウム公式ページよりお申込みください

主催:洲本市、一般財団法人自治総合センター
後援:総務省

プログラム(登壇者敬称略)

基調講演

指出一正(『ソトコト』編集長)「わたしたちはローカルで幸せを見つける~関係人口とウェルビーイング~」
石山恒貴(法政大学大学院政策創造研究科教授)「“冒険人材”の受け入れ方、活かし方」

◆パネルディスカッション

コーディネーター:中川悠(NPO法人チュラキューブ代表理事/株式会社GIVE&GIFT代表取締役)

[一部]「域学連携10年の批評と、今後10年を見据えた提言」
白石克孝(龍谷大学政策学部教授)、野田満(さんそデザイン共同代表/近畿大学総合社会学部講師)、小林力(洲本市地域おこし協力隊)、指出一正、石山恒貴

[二部]「“淡路島クエストカレッジ”による冒険し続ける地域と人のつくりかた」
富田祐介(株式会社シマトワークス代表取締役)、柴橋静華(株式会社ワークアカデミー執行役員)、上崎勝規(洲本市長)、指出一正、石山恒貴

登壇者の紹介はこちら

ポスターセッション「域学連携10年の活動成果」

①12:00~13:00 ②14:15~14:45 ③17:00~17:30
連携大学の学生らが活動成果をポスター展示し、見学者と交流します。

エクスカーション「域学連携10年の冒険の足跡を辿る」 

11月18日(土)13時30分 洲本バスセンター待合所集合出発(洲本市港2-43)
※エクスカーションはシンポジウム前日開催です。
※定員20人、行程約3時間
マイクロバスで市内各地の域学連携の成果を見て回り、関係者と交流します。
(ため池ソーラー、小水力発電、改修古民家など5カ所前後)

<シンポジウムに関するお問い合わせ先>

kikaku@city.sumoto.lg.jp(洲本市企画情報部企画課)

トピックス一覧を見る